批評の手帖

浜崎洋介のブログです。ご連絡は、yosuke.khaki@gmail.comまで。

梅崎修氏(法政大学)と「近代人の孤独を先取りしていた三島を通じて現代を見つめ直す」という対談をさせていただきました!

www.works-i.com
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 リクルートワークス研究所が出している『Works』という雑誌の「人事アカデミア」という企画のなかで、梅崎修氏(法政大学/労働経済学)と「近代人の孤独を先取りしていた三島を通じて現代を見つめ直す」という対談をさせていただきました(三島由紀夫|人事のアカデミア|リクルートワークス研究所)。
 なぜリクルートの機関紙が…? なぜ労働経済学がご専門の梅崎さんが…? そして、なぜ一昨年の仕事が今頃になって…?など、色々と不思議だったんですが、そもそも梅崎さんが三島由紀夫について関心をもっていて、拙著『三島由紀夫―なぜ死んでみせなければならなかったのか』(NHKブックス)が目に留まり、興味を持っていただいたとのことです。
 ということで、対談の方も非常に盛り上がって(2時間半はやったような気がします)、最後は、三島由紀夫そっちのけで、ズタボロの日本社会と日本人論にまで発展。しかし、許された紙幅は4ページなので、誌面の方は、ちゃんと三島由紀夫を中心に纏められています(笑)。
 紙面内容は、冒頭に上げたページでも読めるようですが、なんと以下のページから、タダで全部読めるようになっているようです(↓)。これまで縁の薄かったメディアですが、ご興味があれば、是非。
 https://www.works-i.com/works/item/w_170.pdf