参加者は、表現者塾の塾生に限って、しかも「先着30名」という狭い枠になってしまいますが(啓文社的には、何の利益も出ないと聞いております)、その分、濃密な講義と議論がき聞けるのではないかと期待しております。
鈴木さんの本については、過去2回ほど『クライテリオン』の書評欄でも取り上げさせていただいていますが、実は、西部邁先生の『思想の英雄たち—保守の源流を訪ねて』の冒頭部分で取り上げているのも、このキェルケゴールです。そして、実際、藤井聡編集長と私は、キェルケゴールの『死に至る病』から絶大な影響を受けております。
ということで、今回の企画の運びとなったわけですが、これを機会に表現塾の活動に関心を持っていただければ幸いです。私自身は、まだ鈴木さんにお会いしたことがないんですが、同い歳ということもあって、ざっくばらんにお話を伺わせていただければと思っています。
追伸
ちなみに、同じ5月11日の表現者塾(17:00~19:00)では、私の講義として「ハイデガーとウィトゲンシュタイン—20世紀的保守思想の基盤」をやるつもりなんですが、何と、そこにも鈴木さんに参加いただけることになりました。プロの哲学研究者を前に話すのは相当緊張しますが、何とか、やるしかありません(汗)。
ご興味があれば、表現者塾の方にお越しいただければと思います(↓)。何卒よろしくお願いいたします!
the-criterion.jp