批評の手帖

浜崎洋介のブログです。ご連絡は、yosuke.khaki@gmail.comまで。

「土木チャンネル」で藤井聡先生と対談しました。

「築土構木の思想」

http://doboku-ch.jp/より

 先日、京都大学大学院教授(同大学レジリエンス研究ユニット長)で内閣官房参与藤井聡先生がホストを務めるネットTV、「土木チャンネル―築土構木の思想」(http://doboku-ch.jp/chikudo.html)の収録がありました。
 以前から、ご一緒させていただく機会はあったのですが、この度は、藤井先生が私の「郊外論/故郷論―「虚構の時代」の後に」(『現在知vol.1』NHKブックス)を読まれたということもあって、改めて「土木チャンンネル」に呼んでいただいたという次第です。画面から滲み出ているかもしれませんが、私は藤井先生が大好きです。あの真っ直ぐな眼、回転の速い頭、人への繊細な気配り、しかし、こうと決めたら後には引かない肝の座り方と、大人の覚悟。そのどれもが見ているだけで気持ちがいい。専門領域が「土木」だろうと「経済」だろうと「芸術」だろうと、ハッキリ言ってどうでもいいんです。最後は「人間」です。
 放送としては、来週初めの6月9日(月曜)から3週(16日、23日)にわたっての配信となるようです。ご覧になっていただければ幸いです。
 
 ちなみに、藤井先生と私の縁を作ってくれたのは、以前『新日本学』で対談した花田太平氏拓殖大学研究員)です。対談当日も駆けつけてくれた花田さんの男気に感謝です。