批評の手帖

浜崎洋介のブログです。ご連絡は、yosuke.khaki@gmail.comまで。

三浦展×浜崎洋介・対談「これからの日本のために、福田恆存のことを考えよう」が掲載されました!


 以前、三浦展さんと対談したことを告知しましたが、この度、その内容が「カルチャースタディーズ研究所」のホームページ(http://culturestudies.jp/)に掲載されました。世代も領域も違う二人が、福田恆存を介して語り合い、意気投合するうという珍しい対談になっているはずです。一読して頂ければ幸いです。
 
 とはいえ、読んで頂ければ分かると思いますが、社会学者×文芸批評家との対談がここまで噛み合っているのは、ひとえに三浦さんの「常識」のおかげです。 
 また、この度の三浦さんとの出会いは、近日発表予定の「郊外論」(現在校正中)を書くきっかけにもなりました。近々、その詳細もブログに掲載できると思います。
 三浦さんには心から感謝です。

 以下は、対談ページに掲載されている紹介文とトピックです。

カルチャースタディーズ 30代インタビュー・第3回
「これからの日本のために、福田恆存のことを考えよう」
http://culturestudies.jp/interview/vol03/index.html
 三浦が大学時代に愛読した劇作家・福田恆存は、当時、保守反動の思想家と言われていた。しかし昨年、生誕100年をひとつのエポックとして再評価の気運が盛り上がっているように思われる。その先頭に立つのが、浜崎洋介さんだ。浜崎さんの著書『福田恆存 思想のかたち』については『東京人』で紹介した。福田の現役時代を知らない世代が、福田に惹かれる理由は何か?
interview topics
 何故福田恆存か?/政治と文学、伝統と保守/関節技で金縛り/福田恆存マックス・ウェーバー/ロスジェネと福田の親和性/孤立無援の思想/保守とは、己一人で生きること/選べないということ/ニュータウン/第四の消費/コミュニタリアンとしての福田/すべてセブンイレブンでいい/ユーモア/今後の福田論