『毎日新聞』の「なつかしい一冊」のコーナーに、ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』についてのエッセイを寄稿しました。久しぶりの「過去回顧」風のエッセイです。
読んだままなので、わざわざ屋上屋を架すことはしませんが、ただ、ヘッセを再読しながら、中学時代から基本何も変わっていない自分に唖然としつつも、おそらく、それが人生なのだろうとも思い直す時間が持てたのは収穫でした。一読いただければ幸いです。
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また、先日、藤井先生の「あるがままラジオ」にお呼ばれしてきました。こちらは、全部で3本撮りですが、ご興味がある方は、ご視聴いただければ幸いです。
30歳前後で、まずは「夢追い人」(プライドの高い自意識過剰型)が堕ちていき、40歳前後で、今度は「社会のレールに乗ったはずだった人々」が堕ちていく…というのは、私自身の偽らざる実感です。では、人はどのように堕ちていくのか?(…ちなみに、坂口安吾の「堕落論」とは全く違う意味です)。2本目は、その辺りについて語っていますが、3本目も公開され次第、ここにアップしたいと思います。
追伸
3本目も公開されました。こちらは「バカの壁」(養老孟司氏)から見た戦後日本論です。よろしければ是非。