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昨日、久々にチャンネル桜の討論番組に出てきました。11月25日(憂国忌）が近づくと恒例の三島由紀夫論ですが、今回は、2つの点で少し異色です。
一つには、三島由紀夫と「全共闘」を絡めて論じているところ、そして、二つには、登壇者の新鮮さ（≒若さ）です。登壇者の名前を挙げておくと、
寺脇研氏（映画評論家・京都芸術大学客員教授・元文部官僚）
富岡幸一郎氏（文芸評論家・関東学院大学教授）
西田亮介氏（社会学者・東京工業大学准教授）
山中剛史氏（「三島由紀夫研究」編集委員・大学講師…ちなみに、山中さんは、私の学生時代の先輩です）。
渡辺望氏（著述業）※スカイプ出演
特に社会学者の西田亮介さんが出演してくれたのは驚きでしたが、そのおかげで「硬直保守」にありがちな「三島由紀夫を顕彰せよ！」という思考停止的な出来レースを崩して、非常に自由に議論することが出来ました。チャンネル桜さんは毎年のように三島由紀夫論をやってますが、少なくとも私の記憶では、ここまで「大御所(三島信者）」への気遣いなしで話せたのは初めてです（長幼の序は大事ですからね…笑）。ご興味があれば、是非。
the-criterion.jp
あと、来週末（11月20日）はいよいよ「表現者クライテリオン・関西シンポジウムin神戸」です。
まだ少しだけ席の余裕があるらしいので、もしご興味がある方は急ぎ応募していただければと思います。「神戸」は、私にとっては色々と因縁の街ですが（笑）、同時に楠木正成を祀った湊川神社（楠公会館）でのシンポジウムということもあり、気合を入れていこうと思います。何卒、よろしくお願いいたします！
