批評の手帖

浜崎洋介のブログです。ご連絡は、yosuke.khaki@gmail.comまで。

「毎日ナビゲート」、その他

mainichi.jp
 今回の「毎日ナビゲート」の記事も、飽きず「コロナ騒動と『常識』」です。「またか」と思われそうですが、一節を抜き出しておきます…「かつて、精神科医木村敏は『信号が赤であるか青であるかの認識についての「常識」などというものはない。「常識」が問題となるのはむしろ、赤や青の信号を見て立ちどまるか歩き出すかの実践的行動なのである』(『異常の構造』)と書いた。今回の事で言えば、新型コロナが有毒だと言うのは『認識』にはなり得ても『常識』にはなり得ないということだ。『常識』が問われるのは、ウイルスの程度を見た上で、どの程度『立ちどまる』のか、あるいは『歩き出す』のかの実践においてだからだ。現に、赤だからと言って、車が来ない横断歩道で一時間立ちどまり続ける者に私たちは狂気を感じる。」
 要するに、この程度のウィルス(=被害)で、私権制限も辞さず「立ちどまり」続けている日本人は、端的に「バカなのではないか」ということです。
 
 この際、ついでに、日本人の「バカさ加減」を助長しているメディアが、いかに「狂っているのか」を示した記事を二つ紹介しておきましょう。分かっていたこととは言え、こうやって纏めて示されると呆れるしかありません(苦笑)
www.dailyshincho.jp
www.dailyshincho.jp