批評の手帖

浜崎洋介のブログです。ご連絡は、yosuke.khaki@gmail.comまで。

信州支部勉強会への感謝と、frontJapanと、文春ウェビナーと。

 昨日の夕方、表現者・信州支部勉強会から帰宅してきました。
 初日の小幡敏氏の基調講演「軍事について考える前に知っておきたいこと」と、その後のディスカッション、また、夜の懇親会も素晴らしい時間でしたが、翌日の温泉からの昼食会も和んだ雰囲気で、充実した時間になりました。信州支部支部長である前田さん、また今回の企画者・幹事を担って下さった北澤さん、そして、会場に駆けつけてくれた塾生や地元の皆さん、この場を借りて、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!
 米国が、中国が、国際金融資本がどうであろうと、一人一人が自分の持ち場で出来るだけのことをやるだけです。そして、それが出来ない国や共同体は亡ぶだけのことです。こんな当たり前の「事実」について複雑に考える必要を私は認めません。そして、そんな戦いを遂行する一人一人の「魂」を支えていくための「言葉」であり、「勉強会」や「塾」であり、更には「政治」でもあると思っています。引き続き、共に考えていきましょう!


 で、ついでと言っては何ですが(汗)、二つの動画を告知しておきます。
 一つ目は、先日森永康平さんと出て来たfrontJapan桜。私のお題は「テロリズムの時代を読む」となっていますが、要するに、最近多発している政治テロを、昭和の政治テロと比較しつつ論じたものです。よろしければ、ご視聴いただければ幸いです。
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 あと、もう一つは、またしても文春の切り抜き動画「小林秀雄はなぜ“リベラリズム≒普遍主義”を退けたか――浜崎洋介と與那覇潤がベルグソンと『故郷を失った文学』からその思想に迫る」です。こっちの方は、結構哲学的な議論をしていますが「本質論」が好きな方には届くのではないかと。
 「保守」というと「現象論」に拘泥しているイメージもあるかと思いますが、私自身は現象論が大嫌いです。ただ、お高く留まっていると思われるのも癪なので、少しは世間に対する「媚態」も示しておこうかと(笑)。
 しかし、ということは、この動画は、結構「自然体」だということです。これも與那覇さんとの附き合いの長さゆえかも知れませんが、ご興味があれば、是非。
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