批評の手帖

浜崎洋介のブログです。ご連絡は、yosuke.khaki@gmail.comまで。

「沖縄で考える保守思想」(2018年8月20日)の模様が『八重山日報』さんで紹介されました。


 先日、『表現者クライテリオン』シンポジウム「沖縄で考える保守思想」(藤原昌樹氏×藤井聡氏×柴山桂太氏×川端祐一郎氏×浜崎、2018年8月20日、於・宜野湾市フェストーネ)のために、沖縄本島(+与那国島)に行ってきました。シンポジウムを兼ねた二泊三日の長期遠征となりましたが、非常に大きい成果があったと思っています。
 一つは、もちろん、沖縄での視察(摩文仁の丘や普天間基地など)と、普天間基地のある宜野湾市での表現者シンポジウム。もう一つは、最西端の地である与那国島への遠征と、そこでの自衛隊基地の視察、及び現地での若き司令官との会食(飲み)です。また、与那国では、ホテルの一室で「対米従属文学論―沖縄特別編」まで開催することができ、大いに盛り上がることができました。
 行く前は、周囲から「沖縄」は他の土地とは違うと言われて散々脅かされていたのですが(笑)、行ってみれば特に変わったこともない、「常識」で議論すればいいのです。シンポジウムも大いに盛り上がり、ここには書ききれないくらいの成果があったと思っています(この成果については、改めて『表現者クライテリオン』12月号(次々号)のミニ特集にて反映させて行ければと思っています)。

 ちなみに、その際のシンポジウの模様を、有難いことに現地紙の『八重山日報』さんが紹介してくださいました。私の発言に関しては、少し補足が要るところですが(笑)、でも、紹介いただけたことは本当に有難いことでした。
 また、現地での会場設営から懇親会の手配、そしてシンポジウムの司会に至るまで、ご尽力いただいた藤原昌樹さん(国際リゾート研究所)には、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました! 「戦後日本」の矛盾が凝縮している土地=沖縄で「日本」を考えること意味の大きさを改めて実感することができました!
 次回の『表現者クライテリオン』シンポジウム(12月8日を予定)は、藤井先生のお膝元、大阪を考えています。詳細が決まり次第、雑誌の方でも告知していきたいと考えています。よろしくお願いします。