批評の手帖

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アレクセイ・ゲルマン『神々のたそがれ』が凄い!

 私が学生の頃ですから、もう15年も前のことでしょうか。ヴィターリー・カネフスキーの映画『動くな、死ね、甦れ!』(1989年/モノクロ/105分)と共に見た、アレクセイ・ゲルマンの映画『フルスタリョフ、車を!』(1998年/モノクロ/150分)の衝撃は今でも鮮明に憶えています。
 しかし、今回公開された、15年ぶりのゲルマンの新作『神々のたそがれ』(2015年/モノクロ/177分)はそれ以上です。基本的にキリがないので、このブログでは映画、演劇、美術展、あるい書籍の紹介などはしないつもりでした。が、今回ばかりは例外です。予告編の映像だけでも、その異様さは伝わってくると思います。贅言は不要です。見れば分かります。
 以下は、『神々のたそがれ』公式サイトです。http://www.ivc-tokyo.co.jp/kamigami/