告知が遅くなってしまいましたが、今月7日に発売された『新潮』(12月号)に、「『われら』への道」と題した三島由紀夫論を寄稿させていただきました。
NHKブックスで『三島由紀夫』を刊行した直後に、またもう一つの三島由紀夫論を書くというのは、正直キツかったんですが(苦笑)、それでも「『われら』からの遁走」というエッセイを新たに導入することによって、「われら」という視点から、改めて三島由紀夫の「宿命」をシャープに描き出すことができたかと思っております。一読していただければ幸いです。
また、先日チャンネル桜さんの三島論の方にも参加させていただきました。ようやく三島由紀夫との距離も納得できたし(自分の中でざわついていた三島の魂を鎮魂できたし)、向こうからお誘いもあったので、今年の11月25日の「憂国忌」は初めて参加してみようかしらん…などと思っています。
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