『表現者クライテリオン』11月号が発売になります!

表現者クライテリオン 2018年11月号[雑誌]

表現者クライテリオン 2018年11月号[雑誌]

 明日、『表現者クライテリオン』の最新号(11月号)が、いよいよ発売になります。
 今回の特集テーマは「ネオリベ国家ニッポン『新自由主義』という悪魔の挽き臼」です。「新自由主義」がどれほど「悪魔」的なイデオロギーなのかということを、これでもかという程に多面的に検討した特集になっています。これまでもネオリベ批判の単行本は時々目にしましたが、これほど本格的にネオリベ批判をした雑誌はなかったのではないでしょうか。まず「安倍政権」のことを「保守政権」ではなく、「ネオリベ政権」として正確に認識すること何よりも急務です。そして、その上で「左右共闘で対抗」することが必要です(でも、こういうことを書くから、『表現者クライテリオン』は、右からは「サヨク」扱いされ、左からは「保守反動」扱いされるんでしょうね…笑)。雑誌の頁数も300頁超と、過去最高を記録しています。是非、よろしくお願い致します!
 雑誌の内容については、私の原稿を含めて、以下の目次でご確認いただければと思います。

改題第3号(通巻81号) 2018年10月16日発売
特集―ネオリベ国家ニッポン「新自由主義」という悪魔の挽き臼

〔座談会〕新自由主義への処方箋「左右共闘」で対抗せよ
中島岳志東京工業大学教授)
•白川俊介(関西学院大学専任講師)
藤井聡京都大学大学院教授)
•柴山桂太(京都大学大学院准教授)

〔特集原稿〕
京都大学・山極寿一総長インタビュー「日本の大学は今、『緊縮』と『改革』で滅びつつある」(聞き手:藤井聡
佐伯啓思新自由主義は何をもたらしたのか」
堀茂樹新自由主義の人間観、あるいは有限性の忘却」
小浜逸郎 「安倍政権の『新自由主義』をどう超えるか」
•施光恒 「新自由主義と欺瞞の政治」
室井尚新自由主義と大学改革」
•村上正泰 「錯綜する医療改革論への不安と希望」
浜崎洋介 「『新自由主義』という名のニヒリズム
•川端祐一郎 「構想力なき進歩主義
•藤本龍児 「改定された新自由主義

〔連載〕
富岡幸一郎浜崎洋介藤井聡・柴山桂太・川端祐一郎 「三島由紀夫『真夏の死』『憂国』について」(座談会「対米従属文学論」第3回)
佐藤健志 「もう始まっている、もう止まらない・・・」(一言一会)
富岡幸一郎オウム真理教村上春樹(下)」(虚構と言語——戦後日本語文学のアルケオロジー
•伊藤貫 「悪辣政治家タレーランの怜悧な外交」(リアリスト外交の賢人たち)
藤井聡 「『強靭化』こそ、『新自由主義』脱却の鍵である」(国土と国民の現象学
•佐藤一進 「『歴史の終焉』に抗する主権」(実践としての歴史叙述)
浜崎洋介 「近代/日本を繋ぐもの―日本近代批評史試論・第4回―「不安」の時代の幕開け」)
•川端祐一郎 「日本語は曖昧で非論理的な言語なのか?」(思想と科学の間で)
•古川雄嗣 「北海道には『自然』がない」(北海道、この見棄てられた大地——北海道の虚像と実像)
•松林薫 「『借金大国』報道の虚実」(逆張りのメディア論)
•竹村公太郎 「権威と権力の分離」(地形が作る日本の歴史)
•島倉原 「公共投資削減は国家を破壊する」(世界を変える一枚のグラフ)
佐藤健志 「平和主義は貧困への道」(だからこの世は宇宙のジョーク)
•施光恒 「花と政治のかたち」(やわらか日本文化論)
•平坂純一 「フランス革命」(保守のフランス史
•鈴木ふさ子 「三島由紀夫が愛したニューヨーク」(時の旅へのエッセイある街角から)
•辻和希 「原点回帰主義からの発想転換」(「自然保護」を巡る保守的考察)
•中尾聡史 「中近世編」(土木差別の民俗学
藤井聡「編集長クライテリア日記」

〔レポート〕
•「危機と対峙する放送室——週刊ラジオ表現者
•「メディア出演瓦版」(記・平坂純一)

〔寄稿・投稿〕
•神谷匠蔵「英語圏における『オンライン・ポピュリズム』の展開」
•「読者からの手紙」

〔書評〕
ロナルド・ドーア著 『幻滅―外国人社会学者が見た戦後日本70年』(評・柴山桂太)
•森本あんり著 『異端の時代―政党のかたちを求めて』(評・堀内賢人)
東浩紀著 『ゲンロン0―観光客の哲学』(評・篠崎奏平)
•山下祐介著 『「都市の正義」が地方を壊す―地方創世の隘路を抜けて』(評・折田唯)
堀田典裕著 『<モータウン>のデザイン』(評・宮本崇司)

 また、雑誌の定期購読については、https://the-criterion.jp/subscription/、からよろしくお願い致します!


 ちなみに、告知し忘れていましたが(汗)、「表現者ラジオ」にも出させて頂いたんでした。藤井先生と楽しく喋っているだけといえば喋っているだけなんですが…(笑)、もしお時間あれば是非。